私が今世で自分の魂に刻みたかったことー信じるー

先日起こった夫婦間の「ある問題」。

その全ての意味が分かった。





二人の間で絶対にトラブルとなる「ある問題」がある。

夫と結婚して16年。

私達はそれを解決できぬまま、何度も繰り返してきた。



ここ数年、私自身が急成長した結果、

物事の起こっていることの意味が分かり、

夫への感謝、尊敬、大切さ、などが私の心から溢れ、

とても良い関係を築いてきていた。



ところが先日、久しぶりにあの感覚を味わった。

いつもトラブルになる「ある問題」。


これが起こると私は毎回、

夫と離れたくなる衝動に駆られる。



”あの人は私のことを大切に思ってない!(怒)”

”私にその価値がないってことが言いたいんでしょ!(怒)”

”私が野垂れ死ねば気が済むんでしょ!(怒)”

”なんて嫌な奴!(怒)”

”ケチ!自分の利益しか考えてないのよ!(怒)”




ここ数年は、このいつもトラブルになる「ある問題」が起こってなかった。



でもこうやっていざ「ある問題」が起こると、

今まで築き上げてきた信頼関係が崩れてしまう。


悲しかった。





昔の私なら、

誰かにこの怒りの感情を共感してもらいたく、

誰かに夫の悪口を言い、

夫への恨みの感情を自分の中で逃がすまいと握りしめていた。






しかし今回は違った。

やっぱり私は成長していた。




”夫は、自分の利益の為に、私を粗末に扱うなんてことは絶対にしない人”

”夫は、自分の命よりも私や家族を優先にする人”

”夫は、私が不幸になることなんて1ミリも望んでない。いつもどうしたら幸せになるのかしか考えてない人”



ここ数年、夫との間で育んできた信頼関係は、

私の魂にこれを刻み込んでいた。




一晩経ち、

私はもう一度冷静に、物事を俯瞰して考えようと思った。




「夫への怒り」を話さず握りしめたい気持ちもわかる。

何かに怒っていることは、

表面上は「こんな気持ち味わいたくない」「さっさと手放したい」と本心で思っているように感じる(自分自身は本心だと認識してる)が、

以外と『このマグマのような感情をどっぷり味わいたい』と無意識レベルで人間は思う生きもののようだ。

だから、表面上は「手放せるものなら手放したい」と思っているが、

自ら望んでその手を離さず、しっかりと握りしめているのだ。



そのメカニズムを知っているからこそ、

あえてそこの扉をいったん閉め、

「夫への信頼」

に集中する。




「夫への信頼」なんて集中したくないーーー!

マグマの感情が治まっちゃうじゃないーーーー!



そんな言葉が聞こえる。



ほらね、

本当は感情が治まるのが嫌なんでしょ。

マグマのような激しさが本当は欲しいんでしょ。




でも、今回はダメ。







自らの力で自分の意識を操る。



これが、今回とても大切なこと。






「夫への信頼」に再び集中。






すると、色々なことが分かってきた。





「やっぱり、あの人は私を大切に思うからこそのことだったんだ。」





夫との間で一番の難題がクリアできた瞬間だった。

もう大丈夫。

私は同じ過ちはもう繰り返さないし、

この二人の間でいつもトラブルになる「あの問題」はもう起きない。

そう確信した。






それと同時に、

「私が今世で自分の魂に刻みたかったこと」

が分かった。


それは、

産まれた時に「信じたい」からスタートさせたものを、死ぬまでに「信じる」に変えること。




30歳過ぎから私が直面して向き合ってきたものを並べると、それが良く分かった。


①母からの愛を信じたい→達成

②自分自身を信じたい→ある程度達成

③夫からの愛を信じたい→今回達成!




この先は、

社会を信じたい

人類を信じたい

が続くのかなぁ~と予感。





今回の夫への気持ちや気付いたことを、

夫に伝えた。


「とっても長い時間がかかった。私はあなたのことを信じたかったけど、ずっとそれが出来なかった。『やりたいのにできない苦しさ』を味わってきた。でも今回、この長い時間をかけてあなたのことをいっぱい信頼することを体験してきて、ようやく最後のこの大きな課題で『ちゃんとあなたを信頼する』ことが出来るようになった。本当に長い時間かかっちゃったけど、ずっと見守っていてくれてありがとう。」


伝えていたら、なぜか泣けてきた。



あぁ、私、本当にこれがやりたかったんだなぁ・・・



また確信した。





夫もホッとした表情になり、彼が行動した意図を教えてくれた。



本当に彼は私を守りたかっただけだった。



彼はこの時をずっと待ち望んでいたと思う。

出逢った時から、ずっと。




「何で俺を信じてくれないの?」



いっぱいこの言葉を彼に言わせてきた。






私にとって「信じること」がとても難しかったのは、

私が今世でやりたいと自分で設定してきた『課題』だから。





私が今世で自分の魂に刻みたかったこと。

それは、

産まれた時に「信じたい」からスタートさせたものを、死ぬまでに「信じる」に変えること。


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