元々仕事は残業をしない私ではあった。
家が遠かったせいもあり、渋滞を避けるために残業はしないと決めていた。
そして子供を産んでからは、時間制約者となり、8時間は働かない。
”今、私の人生を会社に奉げれるのは6時間だけ”
と決めて働いた。
しかし時短勤務だからといって、仕事量は出産前のフルタイムで働いていた仕事と変わらない量をこなしていた。
いつの間にか、
”6時間でこの仕事をこなす為には、何を優先してやっていくべきか・・・”
”仕事の中で無駄となっているもの、廃止できるものはあるのではないか・・・”
そういう視点で働くようになり、業務の改善に次ぐ改善をする日々だった。
そしてそんな日々を過ごすこと約6年。
既存の仕事を引き継ぐ時には、この作業一つ一つの目的が気になるようになった。
しかしその作業の多くは、本質とはずれているものが目立った。
私の感覚で、その本質からずれている仕事は、全体の4割くらいを占めていただろう。
私はその本質からずれている仕事の業務改善を行おうとした。
だが、大きな組織では難しかった。
きっと、『人』、『お金』の資源が限られている中小企業であれば、即座に廃止になっていたであろう仕事も、大企業にとっては必要枠だったのかもしれない。
しかし、私には耐えられなかった。
本質とは違うと分かっていて、そこに自分の『命の時間』を使うことが・・・
0コメント