私は子供頃から(今でも起こる^ ^;)、話が通じないなぁ・・・と思うことがたくさんあった。
自分が言いたいことが伝わらないのもそうだが、
周りで会話されている話の内容に、ついていけなかったりと、
たくさん悩んできた。
昨晩のこと、
髪の長い娘が「もう、髪を乾かすの面倒くさい~」と言っていたので、
私もそれに多い気共感し、「頭突っ込んだらすごい勢いで風邪があたってすぐに乾く装置とかがあったらいいよね~」と話していた。
その時にふと閃いて、
私「髪の毛が無くなって、朝起きて『今日はどんな髪型にしようかなぁ~』って毎日カツラ付けるのが当たり前になったら、その方が楽で良いよね。」
娘「えっ!!髪がないなんて恥ずかしいよ。」
私「えっ!!髪があるのが基本だと思うからだよ。みーんな髪が無いのが普通で、今の私達が毎日服を選ぶように、カツラを選ぶのが普通な世界になればって話だよ。」
(そうなれば、髪が無いのが当たり前という世界のほうが楽か。私たち人類が体毛を失くしたように、「無い方が好き」という感覚になれば。)
この時娘はあまりスッキリした顔をしていなかった。
その時に、分かった。
多くの人は『今の当り前』から離れずに思考するんだ。
と。
『今の当り前』の上に構築していく。
そして私は『今の当り前』から取っ払ってしまえばいいと考える。
建設で例えるなら、
娘の場合は、
建物の基礎はそのままにして、上に立っている家を壊し、今度はどんな新しい建物を立てようかと思考する。
私の場合は、
建物も壊すけど基礎も壊して、新しい基礎構造に作り変えることから考える。基礎を変えてしまえば基礎に縛られることなく上に自由に建物が立てれるから。
他には、
大げさだけど、
「年齢と共にお肌が下がってくる。。。だから筋力アップしてリフトアップしないと。」
に対して、
「重力無くせばよくない?」
って発想するみたいな。
重力無くしたら他の問題が発生するし、人類が重力を操れるようになるには、まだまだ先が遠すぎる・・・
ので、大げさな例えだけれど(^ ^;。
でも、これらの表現は私的にはとってもしっくりきた。
こうやって、例えで自分の思考方法を理解してもらいやすいように伝えられる表現が見つかると、とても嬉しくなる。スッキリする。
あと、
周りの会話についていけない理由の一つがこの前分かった。
交わされている会話をキャッチする時に、どの視点からキャッチすればいいのか分からなくなり、それを悩んでるうちに話が進んでしまい、結果、話についていけれないということ。
上の話とも共通するが、私には『当たり前』という基礎が無いので、視点を自由に移動させることができる。
また建設で例えると、
【どんな建物を立てたらいいか】という議題に対して、
「この建物だと、使いやすくて便利で良くないですか~?」
「いいね~。入口をもっとこうしたらもっと良くなるんじゃない?」
と会話が進む中、
私の頭の中では、
・・・えっ、でも、これ海の上だったらこの建物じゃあ不安定じゃないのかなぁ・・・
・・・あっ、この建物、人間だけが使うのかな~?キリンじゃあ、この入口はいらないよね・・・
みたいなことが起こっている。
なので、
「ちょっと待ってください。この建物は誰が使い、どこに建てるものなんですか?」
と私が質問し、
みんなが「陸の上だよ。あの場所。そして人間が使うんだよ。」
と答える。
・・・そうなんだぁ。。。でも、最初にそんな前提の話無く会話始まってるよね。何でみんなは分かったんだろう・・・。そしてなぜ私には分からないの?・・・・
というような状態を多く経験してきた。
改めて文字に起こすと、
「そう、そういう感じ!そこが苦しかったの!」
と、しっくりくる。
この基礎が無いというのは才能ではあるが、その才能を活かすには、
「今人々が基礎としているものは何なのか」を知ることが必要で、それを踏まえたうえで自由に私が思考したものと繋げるスキルが必要だと感じる。
生きるって、大変だなぁ~
ちなみに、娘にした話を息子に話したら、
息子「あぁ、確かに。そうなったら楽だね~」
やっぱりこの人私の思考に近い。
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