スポットライトを当てたら見えたもの

今日は私の誕生日。


家族や友達、身近にいてくれている人達、SNSで出会った人達
たくさんの人からお祝いをしてもらえた。


36年間生きてきて、一番心に染みた誕生日。



ひょっとすると、毎年同じだけ祝われていたのかもしれない。
ただ、見えてなかっただけで・・・


「誕生日おめでとう」

の言葉が、頭の中で素通りしていく。

深くまで浸み込んでこない。

それが普通だと思っていた。

でも、今年は違った。

好きな事だけをして、嫌なことは「嫌だ」と伝え、

自分の心を大切にして過ごしてきた。

それでも、私の周りには居てくれた。


ずーっと居てくれたのに、その存在に気づかなかった。

ずーっと居てくれたのに、私は”無いもの”ばかりを追いかけ、勝手に傷ついていた。

心の”土”が固すぎて、周りの”愛”の水が根まで浸み込まない。

上辺の土だけ濡れて、またすぐに乾いて・・・

本当に水を必要としている根っこまで届かない・・・

でも、今年はきちんと根っこまで届いた。

心がじわ~と温かくなる。

何が変わったんだろう・・・

あっ、私、自分で自分の誕生日をお祝いしてる。

”お誕生日おめでとう。今までよく頑張ったね。これから楽しく進んでいこう♪”

一番祝って欲しかった人って・・・・

いつの間にか、心の”土”が柔らかくなっていた。

心の奥底まで”愛”が届くようになった。

毎年変わらない周囲の”愛”。

変わったのは私だけ。

必要なものは常に”そこ”に存在している。

どこにスポットライトを当てているかの違いだけ。

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