ママ業が生かせる時代

今、株式会社ワーク・ライフ・バランス代表取締役の小室淑恵さんの『6時に帰るチーム術』を読んでいる。

読み初めて、
それで、それで、と、次がもっと知りたくなる本。

これは2008年に出版された本だが、出版から10年が経った今でも、納得、納得、、、と読めてしまう。
ということは、10年経ってもまだ、社会の変化は乏しいのだなぁ~と思う。



この本の中で、
「社会、企業、仕事、個人の変化に伴い、マネジメントのあり方や役割は、
『管理業』→『監督業』へと変化してきている。
マネージャーはメンバーの多様な事情や考え方を理解し、尊重しながら、どうやればメンバーが動き、チーム全体として成果を達成できるかを考えなければならない。
ここで求められるのは、強い『リーダーシップ型のマネジメント』ではなく、一人ひとりのメンバーを丁寧に支援する『サポーター型のマネジメント』です。」   (本文より)


❗❗❗❗❗
やっぱり、これって子育てで日々やってることと同じじゃない?!


子供を二人産んで会社へ復帰し、マネジメントの在り方に疑問を感じるようになり、それから年数が経つうちに確信に近い感覚となっていったものが、こうしてこの本に書かれていたので、スッキリとした。



個性、年齢の違う二人の子供達に対し、

・それぞれの能力を活かせるように育てるにはどうしたらいいか?
【息子は漢字テストは14点だけど、アイデアマン。娘はしっかりとした気配り完璧さん】


・目的達成の為には、どういうタイミングで、どういう言葉がけをしたらすんなり進むか?
【21時に就寝させる為に毎回声をかけてみたり、ルールを決めたり、それでも動けない場合は何がそうさせているか考え、動ける環境を作ってみたりと試行錯誤】


・息子(小6)にマネジメントの体験をしてもらいたいから、息子と娘(小1)をどのプロジェクトで結びつければいいか。そして息子が娘を動かせる為に、私はどこまでの情報を与えればいいか。(与えすぎると自分で考えない)
【息子にとって余りにも面倒臭いこと、難しすぎることを頼むと息子のメンタルが落ちる。だから様子を見ながら決めたミッションは、『学校へ行く朝、必ず妹と家を出ること』。
私が息子に伝えたのはこのミッションだけ。あとは息子が娘を動かせるか、遠くから見守っていた。苦戦するようであれば、タイミングをみてヒントを少しずつ与えようと思っていたが、今のところ、しっかりとマネジメント出来てる様子。
先日は、息子が朝テレビを見ていて娘が動いていないとテレビを消し、声かけをしていた。】


サポーター型のマネジメントとは、こういうことなのでは?と、いつしか私も仕事でマネジメントにチャレンジしてみたくなっていた。

凛貴

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