人が持って生まれきた性質

性質がほぼ私に似ている息子と、
私とは真逆の夫に似ている娘。

両方を育てていると面白い。


学校に毎日持っていくナフキン。

くちゃくちゃっとしてナフキン袋に詰め込んで、準備完了(^_^)v。
そんな息子。
“きっと、お昼の時に机にひいたらシワくちゃなんだろうなぁ~”

はい。それ、私と同じ(だった)・・・(^^;

「シワになるからちゃんと畳んで入れなさい❗」
何度も母親に言われた言葉。

でも私には全然響かない・・・

なぜなら、
シワくちゃ=恥ずかしい
という概念が、私には存在していなかった。
存在しなくても、母親に言われて従う子もいるが、私はそうではなかった。
自分の中で意味を成さないものに対しては意識がいかない・・・。そしてそこへ労力は使わないのだ。


対して夫に似たしっかり者の娘は、畳むことを教えた覚えは無いのに、何も言わなくても畳んで綺麗に入れていた。
(まあ、私は教えてはいなかったが、夫曰く、『俺が教えたんだ』と、様々な事に対して言っていた。)

それを見た私がビックリ仰天!Σ( ̄□ ̄;)
衝撃を受けた。

“こんな小さい頃から、『畳む』という事に対して、苦痛を感じず、しかも本人自らその行為を必要とする人間が存在するのか❗”

(私は、子供はみんな私のように面倒くさがるものだと思っていたからだ。) 



そんな家族構成の中、私は幾度となく、人の生まれ持った性質の違いを目の当たりにし、心を踊らせていた。


つい先日も、面白い性質の違いに出逢った。


娘と買い物に行き、娘がセルフレジをしたいと言ったので、セルフレジに行った。
娘が店員さんのように喜んでピッピしていたら、ある人一つの物を手に取ったが、止めて他の物に変えてピッとしたのだ。
?????
私はその行為の理由が知りたくなった。
“なぜ彼女は、わざわざ手に持っていたものを変えたのか。”
そして私は彼女に尋ねた。
すると彼女はこう答えた。

『だって重いものから入れていかないと、軽いものが潰れちゃうでしょ。』

(゜ロ゜;ノ)ノ

ま、まじか・・・

6歳になりたての子供が、そんな物事の先まで考えて行動するのかっっっ❗❗❗❗


『それを先に入れちゃダメ。こっちが先よ❗』
母に言われた言葉を思い出した。

もちろん、私が買い物袋に入れる歳に順番を気にするようになったのは、『結婚してから』。
ずいぶん遅いデビューだった・・・
それまでは、袋にさえ入ればよかったのだ・・・。

こんな私だから、整理整頓なんて無理だった。
何でもぐしゃっと置いてしまう・・・
有るのに同じものを買ってしまったり・・・
何が足りてて何が足りないのか、物が把握できなくなり、次第に頭の中もグシャグシャに・・・
そのストレスから解放されるべく、断捨離決行❗
物が少なくなり、把握できるようになったら、今まで味わったことの無いスッキリ感。
そこで整理整頓の大切さを実感し、自分の中に取り入れることにした。

私は37年かけてやっと行動できるようになったのに、6年、いや、ほぼ5年間で、私に匹敵、いや、私以上の能力を身に付けている❗
何ということだ❗
凄すぎる❗凄すぎるぞー❗

もはや、感動の領域だ。

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