『誰かを育てる』には、自己肯定感、自己受容程度が常に試される。

『誰かを育てる』とは、親であったり、先輩、マネージャーなど、その機会は多い。

自己肯定感、自己受容が低い人は、育てれず潰してしまう可能性を多くはらんでいる。
“育っていく事”が自分を脅かす恐怖心となるからだ。


私も昔は全く駄目だった。
自分の優位性をいかに示すかで必死だった。
しょうがないのだ。生きるため、自分が崩れないでいるために本能的に出てしまうものだから。
その分、苦しかった。
出来ることなら“心から認めてあげたい”。
そんな感情と常に戦わなければならないから、毎日心の中は戦場だった。


自己肯定感、自己受容がだいぶ高くなってきた今とでは、心の居る世界が違う。
でも、たまにニョキッと角を出すときはある。そんな時はしっかりと今の自分の心と向き合う。
『あなたは何に怯えているの?』
『あなたは何を劣ってると感じているの?』

『大丈夫だよ。あなたはこんな素晴らしいものを持ってるんだから。』

そうやって日々、心のメンテナンスを行っている。


組織も一人一人の心のメンテナンスがとても鍵だと思う。
一人の心の崩れから物事が本質とずれ、仕事が全く違うものとなっていくからだ。

そしてそのメンテナンスは生涯に渡り行っていくものだと思う。
状況、環境は常に変化し、人はその度に何かに心が引っ掛かる。
引っ掛かる度に掘り下げてメンテナンスしていく。

私は組織のお医者さんになりたいなぁ。

凛貴

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