さっき、友達と話していて思い出した。
子供の頃(多分、小学生くらい)、テレビを見ていて、事故などで腕を切断してしまった方のドキュメンタリーを見た。
『切断』という現状に対しての絶望から、それを乗り越えた希望が画かれた内容だったと思う。
私は、その『切断』に対する絶望感の意味が理解できずにいた。
ある日、私は母に聞いた。
「何で腕が無くなっちやって悲しむの?」
母は、私の言っている意味が理解できない様子だった。
そして私はこう続けた。
「だって、また生えてくるでしょ?」
私の頭の中の構図が理解できた母は、驚いていた。
そうなのだ。
私は、“また生える”ものだと思っていたのだ。
多分、そう思ったきっかけは、ある人気アニメだった。◯◯星人の彼は、体の一部を切断されても、再生可能なのだ。
私が子供を産み、子供が小学生になった頃、私が見ていた人気アニメ(続編)をその子供が見ていた。
やはり、切断されても再生するのだ。
私はしっかりと教えねばと思い、
「この人は切ってもまた生えてくるでしょ。でもね、人間は生えてこないんだよ。切ったら無くなっちゃうんだよ。」
そう言った私を見て、子供は、
「当たり前じゃん」
!!!!!!!!!!!!!!
!!(゜ロ゜ノ)ノ
えっーーーーーーーーー!
誰も教えてないのに、何で知ってるの?????!!!!!!!!
ってか、何で私、知らなかったの???
ってか、それってみんな知って産まれてくるものなの????
衝撃的な出来事だった。
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