母に、今日思い出した『腕が生える』話を伝えた。
母は、
『多分仕事をしていて忙しい時期だと思います。覚えていなくてゴメンなさい。
意識してあげていれば、子どもの時もう少し楽に過ごせたんでしょうね。』
そう返してくれた。
私は、2年くらい前に母と向き合うことをした。そこで、母は私の本当の苦しみを知ったのだ。
だから、この文だったのかもしれない。
そしてこの文の後に、私の子供の頃のエピソードを追加で書いてくれていた。
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あなたは幼少期に近所のお友達と、床屋さんごっこをしていて、ぬいぐるみの熊の毛をハサミで切ってしまったので注意したら、
「だって伸びてくるでしょ?」と言われ驚いた事。
また、お人形は気持ち悪いと言ってたけれど、
「クリスマスプレゼントに何が欲しい?」と、叔母さんに聞かれ、珍しく『ミルク飲み赤ちゃん』を希望したの。しかし、実際手にしてミルク代わりの水をあげた後、“赤ちゃんがハイハイしないから”という理由で、「いらない」と言った事。
(これはテレビの宣伝が悪いをだけどね。ミルクを飲んだ後ハイハイしていたから…宣伝効果で・・・(^^;)
これらは驚きと共に鮮明に覚えているけど…。
また、
「そのお人形さんをお風呂に入れてあげたら」とあなたに持たせたら、足を持って逆さまにして湯船につけ、洗髪してあげようとした事も。
(でもお人形さん遊びをしてなかったから、仕方ないかな…)
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だから、私は母にこう返した。
「子供は覚えていても親は覚えてないこといっぱいだよね。でも変わりに、私が覚えていないことを覚えていてくれるから、足すと思い出いっぱいだね。」
と。
一人で背負い込まなくていい。
補い合えばいい。
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