教員という職業の苦悩を知る

ある女性から、久しぶりに近況を知らせるメッセージが届きました。

元教員の彼女。

苦しかった時に出逢っていたので、

今の彼女のエネルギーに満ちた羽ばたきにとても感動しています。

その彼女が教員時代の体験を振り返ったブログ。


NPO法人ブルーバード豊田市の小学校教員の働き方改革事業をお手伝いしたこともあり、

学校の先生達も一人の人間。

子供達のために一生懸命頑張ってくれている姿を見ていたので、

この彼女の教員生活の苦悩を多くの親に知ってもらいたいと思い、

シェアさせてもらえないか許可をもらいました。


↓↓↓<彼女のブログ>↓↓↓

2つ目の誕生日 教員一年目から鬱を乗り越えるまで




お互いの立場を知ることで、

また新しい関係の形が生まれてくることを願って。




※ブログの後半に出てくる会社さんは、

学校DXを推進することで、社会に開かれた教育を目指している「Lx design」さんです。



<以下は彼女と私との出逢い>

(彼女に記事の内容の許可は得ています)



出逢った当時は、彼女は教員を休職していた。


彼女の祖母と私がご近所さんで、

ある日、

「孫の話を聞いてもらえないだろうか?」

ということで、

彼女のカウンセリングをすることになった。




最初に出逢った時の彼女の瞳には、色が無かった。


全てが灰色に見える世界。



私は彼女の瞳から色を追い出したものの正体を探っていくこととなった。





今までは私と似ているタイプの人のカウンセリングをすることが多かったが、

何度か彼女と話をしていく中で、

彼女は私とは違うタイプであることがわかり、

それゆえに、

違うタイプでも目指す方向は同じで、真逆を体験することの意味は同じなのだということ等、色々なことを私自身学ばせてもらった。



カウンセリングを通して、

「今あなたに起こっている状況はこういうことだよ」という解説。

(人は理由が分からないことが一番のストレスなので)

そしてここからどういう道筋で進んでいけばいいのか。

まず次の一歩は何なのか?

などを話していきました。



カウンセリングに来るたびに少しずつ色を取り戻していく彼女の様子を見させてもらい、

一旦はカウンセリングは終了とし、彼女も教員として復帰した様子。






そして約2年の月日が経った頃、

また休職したのでもう一度カウンセリングしてほしいとの依頼の連絡が来た。

その時に、なんとなく、

”あぁ、もう教員辞めるんだろうな~。別の道を探す時が来たな。”

と感じました。


よって、メンタルカウンセリングではなくキャリアカウンセリング中心で実施。



「障害のある子やグレーゾーンの子の支援」というキーワードが出てきたことと、

今の形にとらわれない、もっと自由に模索できるよう、

三河サドベリースクール・シードーム

を紹介しました。



ここは、私の上の子が小学生低学年の頃に友人に教えてもらい見学に行った所。

”世の中にこんな学校があるんだ~💛。”

”私が子供の頃に出逢ってここにいたら、どんなに救われただろうか。”

そう思った場所でした。


我が子も今の学校に合わなかったら、こういう選択もいいのかもと思ったのですが、

我が子2人は私より普通っぽく(私から見ると「普通っぽい」という表現になる(笑))、

通常の学校生活になじんでいました(笑)。




カウンセリングが終わった頃には、

彼女は新しい自分の道を模索する旅に心をワクワクさせていました。

”もう、大丈夫。”





そして数ヶ月して、このブログを書いたこと等、報告の連絡をもらいました。

本当に嬉しかった。

連絡をもらった時に、

”子供の直接支援だけじゃなく、教員の方の支援にも関わる方がしっくりくるんだよね~”

と、ふと感じブログを読み進めていると、

私のイメージに合う状況になっていたので納得できました。


本当に良かった^ ^。

社会の中でこうやって自分の道を見つけながら進んでいきたいと願っている人に関われることを、本当に嬉しく思います。


頑張れ~!

疲れた時は、いつでも羽を休めに来ていいからね💛


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