切ない想い

企業の中で世代間ギャップが起こっている

お互いがお互いを「理解できない」と、

自分の価値観の枠に無理やり引きずり込もうとし、相手は傷つき、更に遠のく


相手が発する”言葉”だけを受け取り、それぞれの価値観の中で解釈する


だから「理解できない」という結論に至る



そうじゃない、そうじゃない



両者は表面上は同じ『言葉』を使っているが、母国語が違うのだ

だから、言っている意味合いが違う

だから、本当に言いたいことは全然違う

相手に全然伝わっていない


両者の間に入って、通訳をする人間が必要だと思う

お互いを結びつけることが出来る人



人間の本質は、いつの時代も変わらない

それは人間が動物であるが故の本能の部分


ただ、時代に埋もれ流され、いつしか自分を守る為に閉じ込めてしまう


その閉じ込めてしまったものを、

丁寧に丁寧にほこりを払い、

再び蓋をあける行動に寄り添い、勇気を与えてあげれば、

また人は動き出す



なのに方法が違う


それは逆で、更に固く蓋を閉じてしまうよ

進む方向はそっちじゃない!

お願い、そっちへ行かないで!



私の心が叫んでる






私が見てきたもの、体験してきたもの、

その中で絶対的に足りないと感じていたものは、

『愛』だった


きっと私の知らない昔は、企業の中で罵声が飛び交っていただろう

それでも人は前を向いて必死で進んできた

その同じ罵声でも、今の時代と決定的に違うものがある


それは『愛』だ



部下への言葉の一つ一つに、『愛』は存在していますか?




良い仕事をして後工程に(お客様に)喜んで欲しい!

部下に、仕事を通してしっかりと自分の人生を築いて欲しい!



そんな熱い気持ちを、上司であるあなたは持っていますか?

あなた自身が諦めて自分の心の灯を消していませんか?


灯は分け与えるもの

だから人の心に灯を付けるには、自分の中に灯がないと無理なんです


相手を支配するために、規則でどんどん塗り固めた世界に、灯はともりません

酸素が無いから

心地いい風がたくさんの酸素を運んでくれ、人はその酸素をたくさん吸い、エネルギーに変える


その人間の生きるための本質である酸素を奪っている現状




『自分の身を守る為』だけに、部下へ言葉を投げていませんか?

部下だって気づいているんです

その言葉は、本当は誰の為に使われている言葉か


本当に自分の為を想って投げてくれる言葉は、人の心に響くんです







そっちじゃない

そっちじゃないよ

向う方向はそっちじゃない!



私の心が叫んでる


気付くと、私の目には涙が溢れていた・・・

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