一昨日は2回目挑戦の社会保険労務士試験でした。
子供の頃から一夜漬けはムリな私なので、毎日毎日コツコツと少しずつ勉強を重ねてきました。
私、コツコツは意外と苦手じゃないんだなぁ~
社会保険労務士が扱う法律の知識、私、嫌いじゃないんだなぁ~
勉強を続けて3年、勉強に向き合う自分を見てきて、その意外性を一番感じたのは自分自身でした。
昨日の朝、速報で答え合わせした結果は、
不合格。
この試験は10分野8科目が試験範囲になっていて、
「5点満点の選択式」と「10点満点の択一式」があり、
選択式と択一式それぞれの総得点に加え、科目ごとにも合格基準点が細かく定められており、
合格基準点に満たないものが1科目でもあれば、合格できないエグイ試験。
しかも、一度合格した科目は翌年の試験で免除されシステムもなく、
バチッと一発で全て揃わないと合格できないんです。
資格持っている方、本当に尊敬です!
昨日の朝、
早速答え合わせをしてみようと、まずは選択式から見ていくと、、、1科目目。
あっ、これはきっと基準点未達だ・・・・
あれ、、もうこれ不合格だわ。。。。
と、ドキドキする間もなく合否が判定してしまいました(^ ^;。
あまりにも早すぎて逆に笑えた。
結果は不合格(多分)でしたが、自分の成長をしっかりと感じた試験となりました。
まずは、会場に行った時の感覚。
2度目ということで、試験の流れは分かっていたのも大きかったのですが、
自分の空間を自分がちゃんと作れてるな~と感じました。
周りの環境や人間に大きく揺さぶられてしまう事が多かった私ですが、
今回は自分の空間を作り、自分のリズムを崩すことなく過ごすことができました。
これは私にとっては大きなことで、
どんな場所でも自分のリズムが刻むことができるようになれば、精神的・身体的負担が大きく減り、パフォーマンスを上げることができるからです。
今回これができた大きな理由として、
3年間勉強を続けてこれた自分への自信が、とても大きかったと思います。
長い時間かけて自分に染み込ませてしまった「できない自分」のレッテルを、
目の前のことに長期で取り組むことで少しずつ塗り替えていたんだと気づかされました。
他には、
昨年ヘロヘロになりすぎて恐怖さえ感じた、午後の択一式試験。
3時間半みっちり350問の〇✕をひたすら判断し続ける、地獄の時間。
(10問 ✕ 5択 ✕ 7科目 = 350問)
昨年は、途中から頭が動かなくなり文章が理解できず、読むのを諦めたい自分とひたすら戦った時間。
( ↓ 昨年の受験の様子)
しかし今回の試験は、全体の1/4くらいの問題に〇✕の判断ができ、選択肢を全部読まなくても進めることができたので、予定の30分くらい速く解き進めることができました。
選択肢を読んでいて、
”あ、これ〇”
”これはここの部分が違うから✕”
と瞬時に判断できる自分に、
”いっぱい問題解いてきて染み込ませてきたなぁ~”
と自分の成長を感じ、嬉しくなりました。
それでも1時間半続けていると、肩もガチガチになり、文章が段々と理解できなくなってきました。
社労士の先輩から、「試験中に1回はトイレに立って体を動かした方が良いよ!」とアドバイスをもらっていたので、手を挙げ、試験官の立ち合いのものとトイレに行き体を動かしました。
今回はこの「トイレに立つ」ができるよう、問題を解くペースを上げれるように工夫して挑みました。
まずは、目標クリア!
それでも最初の頃のクリアな思考までは戻らず、30分くらいすると思考が止まってしまうので、手を挙げて、試験官立ち合いのもとペットボトルのお茶を飲ませてもらうのを2回して、何とか終わりました。
最後の方は、”もう文章読みたくない~死ぬ~死ぬ~” と頭で叫んでおり、選択肢の一つ一つが長い文章でできている問題を見ては、ため息が出ていましたが・・・(^ ^;
前回の試験の時は、終わった後1ミリも脳を使うことができず、廃人のようになって帰りましたが、
今回は疲れたけど、目標も達成できたし、頑張れたし、感情が動いていて、前回からの自分の成長を感じて少しだけルンルンで帰りました^ ^。
そしてもう一つ。
総合得点が前回より上がっていたこと。
前回は各科目の最低レベルを全部クリアしていたけど合計点が足らずに不合格になったのに対し、
今回は、〇が大きく少なかった科目もあれば、ほぼパーフェクトの科目があったりと、
科目で大きく偏っていました。
キャリアの先生からは、
「偏りが出てくるということは悪いことではなく、成長においては必ず発生するもので、成長している証拠だ」
という話を聞いたことがあったので、
”私、成長してる!”
と捉えることができました。
その証拠に、全体の合計点は前回よりアップしていました^ ^。
でも、まだ合格ラインの総合得点には達していないけど・・・(^ ^;
この3年間で大枠が理解できて言葉にもなじんできたので、
これからの一年は、中身の細かい部分を精度よく覚えていく一年にしようと思います。
今回の試験終了後、大きく晴れやかな気持ちになりました。
私はずっと、何かもっと夢中になれるものに出逢いたかったんだと気づかされました。
簡単にはクリアでいないからこそ夢中になれるもの。
そこに向かい続ける自分を体験することで、他者からの評価に左右されない、
内から湧き出る自信を得たかった。
この自信さえあれば、様々な物事に腰を据えて取り組んでいける。
そして段々と大きな物事を扱えるようになっていける。
大きな物事には、大きな大変さもあるが、大きな喜びもセットでついてくる。
生きている間、私はここを味わい尽くしたいんだと、貪欲な自分を感じた日になった。
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