定期的に襲ってくる心の不安定
様々な人と繋がっているはずなのに、
その記憶は薄れ、
「孤独」という、
発狂にも似た、すさまじい恐怖に飲み込まれそうになる
しかし、母とのことを乗り越える前と後とでは、
言葉は「孤独」と同じだが、
感覚はちょっと違う
表現するのは難しい
でも、種類が違う
昔はその恐怖に飲み込まれていたが、
今は、ある程度飲み込まれないように精神を保ち冷静に対処することが上手くなったと思う
そして悲しいかな、
この強烈な「孤独」が少し収まると、
感性のアンテナがとても高くなり、
内面から「いいもの」が生まれてくる
これを利用して作っているのが
「歌」だ。
強烈な苦しみ、悲しみと引き換えに、
自分が納得できる作品が生まれる
私は傷を癒しながら進めばいいのだと思っていたが、
不安定と崩壊のギリギリのラインに『芸術』が存在するのだろうか
今はふと、そう感じ始めている
この不安定さを手放すことができた時、
私は何も生み出さなくなるのか・・・・
今の私の場所からは答えは見えない
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