「自分を変える」ための必要手順と要素

「自分を変えれる人は『強い人』だからか?」


という質問をもらう機会があり、

そこからまた自分の頭が動き出しました。




結論として、

【『強い人』ではなく、どれだけ自分が「自分を変えたい」と願ってるかの量】

です。




順を追って解説していくと、

まずは人生(生きること)の基本知識から。



■【基本知識】■

人生とは、

例えるなら、「山を登り頂上を目指すこと=自分と闘うこと」

だと私は考えています。


(魂の世界から話していかないと、なかなか表現が難しいのですが、

魂を磨くために私たちはこの地球に生まれることを自らの意志で選択したので、

今世では上記の「山を登り頂上を目指すこと=自分と闘うこと」であると表現しました。)



しかし、「山を登る」「登らない」「降りる」の選択は個人の自由。

(この「個人の選択の自由」の中に既に「自分と闘うこと」が入っています)

「登らない」「降りる」の選択をしたならば、この課題は来世に持ち越し。


そして、

「自分を変える」という行為は「山を登る」行為であること。







本題です。

■【「自分を変える」ための必要手順と要素】■


①「山頂を目指す意思」をしっかりと持つ

自分はなぜ登りたいの?

本当に登りたい?登るには努力や歯を食いしばることも必要になってくるよ。

それでも登りたい?

「登らない」という選択肢もあるよ。


しっかりと自分に問いかけてみてください。

a.山頂を目指す(=自分を変える)には楽な道ばかりではないのです。

b.しかし登った先には間違いなく、今では想像できない素晴らしい世界が広がっています。


プラス(b)もあればマイナス(a)もあるのです。

プラスだけを受け取ることは出来ません。

参考【「好きなことをして生きる」という本当の意味



ここでの意思が中途半端な場合は、私は登ることはお勧めしません。

なぜなら、途中で諦める確率が高く、却って「出来ない自分」を自分に刷り込んでしまう可能性があるからです。


ここの熱量、本気度が「自分を変えれる人」なんです。

この意思のみでこれから進んでいく②③の地道な好意を継続させる気持ちを保っていくのです。



しっかりとプラスとマイナスについて考えていった結果、

「私は口では『変わりたい』と言っていたけれど、マイナスを考えると、完全に納得は出来ないけど今のままの自分でもいいかも」

(今のままでいるにもマイナスがあるので、そのマイナスは受け取らないといけない。全ての物事においてプラスのみ受け取ることは不可能)

という結論に至ってもいいのです。それも一つの変化なので。



上記を踏まえ、山を登る意思が固まった人は次へ。




②自分のスタンスを整える

どういうことかというと、

人間には、

「自分が受け取りたい情報しか受け取らない」

という特徴があります。

世の中で起こっていることはたくさんあり、日々、目からたくさんの情報が頭に入ってくるけれど、その情報全てを覚えていることは難しく、記憶に残っている情報は自分で選択して受け取っています。その「選択」に影響を与えるのが「自分が受け取りたいもの」のアンテナです。


例を出すと、

自分が新車を買った時、やたらと自分と同じ車種が目に飛び込んできます。

「あれ?この車以前からこんなにも走ってたっけ?」

と、思った経験はないですか?

今まではその車種にアンテナは立っていなかったのですが、自分が買ったと同時にアンテナがそこに立ったのです。


なので、

「どうせ自分は自分を変えることができない」と思っている(=「出来ない自分」にアンテナが立っている)と、

自分が行っている行為から「出来ない自分」を探し出そうとします。そしてついには行動にも影響し、「出来ない自分」へと行動を起こさせます。無意識なので自分では気付けないのですが。



”人間には上記のような傾向があるんだ” と、まずは知るだけでも違います。


もし「出来ない自分」にアンテナが立っているようであれば、アンテナを建て替えていく必要があります。

アンテナを建て替えるには、

「自分ならできる」と自分に言い聞かせること。

マインドコントロールを自分にかけていく行為をするのです。


この「自分ならできる」という言葉を自分にかける時、

「できる」という根拠は無くていいし、

「そうは思えない」という感情を持っていてもいいのです。


これを毎日何十回と自分に言い続けてください。

地道な作業です。

でも、確実に変わります。

まずは3ヶ月、毎日やり続けること。

この時に気持ちを保つのは①の意思です。

くじけそうになった時は、もう一度①から考え直してみてください。





③小さな目標を立てて3ヶ月単位でやり続ける

②が落ち着いてきて来たなら、まずは山頂に行くための一歩を考えてみましょう。

大きすぎる目標はやる気を失います。

「ちょっと頑張ればとどくかも」という程度の目標が進みやすいです。

その目標を毎日実行するのです。

くじけそうになった時は、また①へ戻ります。


変化が現れるのは、早い人で3ヶ月。

スタート位置は人によって違います。

スタート位置が低ければ、やり続けて変化が現れるのは1年後だと思ってください。





「自分を変える」ということは、

これをひたすら繰り返していくのみです。

地道な作業です。

嫌になることもあります。

”本当に変われるの~?” と投げ出したくなる時もあるでしょう。

だから、①の熱量、本気度が必要なのです。


そしてもう一つ大切にして欲しいことがあります。

それは、「仲間」です。

同じように山を登っている仲間です。

(降りてる仲間はNGです。自分もそっちに流されてしまうので)

一人では心が持たない。

でも同じ志の仲間がいれば頑張れます。



私も、まだまだ登り中です。

一緒に「なりたい自分」を掴みましょうね^ ^。


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