ーライフチャレンジプロジェクト①ー本格的な自分との闘いの幕開け

始まりは、数か月前。


『車の中で、他人がいる状態で歌うこと』

に挑戦した時だった。

【過去ブログ:私の中の『ちびちゃん』


挑戦し終わった後は、体中がガタガタしばらく震えていた。



そして上記のチャレンジに協力してくれた友人は、

また別の機会に、今度は数名が集う場所で歌う機会を作ってくれた。

この時もドキドキしたが、チャレンジ2回目ということで、だいぶ落ち着いて気持ちよく歌えた。

”あぁ、人って慣れるんだなぁ~”

と思った。

このチャレンジ2回目の午後、ボイトレのレッスンがあり、

チャレンジできた自分への高揚感、

私の中の『ちびちゃん』が全開となった、

この状態でレッスンを開始。


先生は私のキャラをよく理解してくれていた。

ここ最近のレッスンで先生が掴んでくれたものは、

・歌う前に発生練習をしてはダメ

・歌い方の指導をしてはダメ

など。


なので、「最近どう~?」からの私の心の近況報告をし、

「今日は何が歌いたい?今の気持ちでセレクトして。」

と始まる。


ここ最近は自分の歌と自分の心と距離感があり、

他の「気持ちのいい曲」が心地よくなっていた。

【私の音楽サイト:凛貴-りんき-



その日セレクトしたのは、

「ユー・レイズ・ミー・アップ」 (You Raise Me Up)


ケルティック・ウーマンがカバーしたバージョンは高音で、

私は高音が得意なので、この部分が一番体と心が振動するみたい。


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【余談】

子供の頃からミュージカル「オペラ座の怪人」が好きで、観に連れて行ってもらった時に親に買ってもらったCDのソプラノパートをずっと歌っていた。

ボイトレレッスンに通い出した最初の頃先生が言っていたのは、

「『高い音が出ないから出るようにしたい』とレッスンに来られる方も多くいるけど、

心理面でセーブがかかっている事が多く(「自分はこの音は出ない・無理」など)、

そこを外すと出るようになるんだよね。でもあなたは小さい頃から、ただ、楽しくて夢中で

高音を歌い続けていたから、今でも高音が出るんだろうね。」

(発声練習でどんどんキーが上がっていく練習の時、先生が「今までピアノでこんな高い鍵盤弾いたことない(笑)」と言っていた(^ ^;)

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気持ちのままに歌うと、今までに感じたことのない最高の気分に。

高原の風が吹き、自分は広大な大自然の中で思いっきり開放されていると実感。

本当に高原の風を全身に感じたんです!


自分でもビックリ。本当に心地よすぎた。


歌い終わると、先生が、

「あなたは、ちゃんと自分の心が歌の世界に入れた(共鳴した)時、聞いている人にヒーリング効果を与えることが出来る。こんなにも聞いている側が心地よくなるなんて。もうそこには、音が外れていようがリズムが違っていようがどうでもいいこと。だから、この感覚になれるにはどうしたらいいのか、気持ちを持っていける「自分の整え方」を模索すると良いよ。」

と言ってくれました。


そして、

「コンサートホールみたいな大きな場所で歌えると良いね。」

そう先生が一言行った時、私の心が動いた。



「歌いたい!」



その一言が、ポンッと私から出てきた。



私は子供の頃から「オペラ座の怪人」を歌っていて、

『大きな会場で歌えたら、どんなにのびやかで幸せなことか』

と、ひそかに心の奥底で思い続けていたのです。



学校を卒業し、企業で勤め始め、子供を産み・育て、、、、


そうしているうちに、いつの間にか自分の夢を「無理なこと」として封印していたことに気付きました。



そして先生は、

「なんか、、、、その夢叶えそう。実現してるイメージがあるよ。」



おおおおっ、なんということでしょう。

その夢叶うの~?

嬉しい。

でも、どうやって???



先生「まずはYouTubeにアップしてみたら?」

私「なるほど。。。ちょっと調べてやってみます!」




家に帰って早速方法やら著作権などを調べてみると、

・・・・

難しそう・・・

カラオケで撮ったものをアップするはNG。

私は楽器が弾けないし、弾けても「ユー・レイズ・ミー・アップ」 (You Raise Me Up)の世界観じゃないと意味がない!

諦めるしかないのか・・・


諦めモードに。




そんな諦めモードが続いき、1ヶ月程経ったある日、一通のメールが届いた(7/19)。



ボーカルスクールより

「夏の楽曲制作キャンペーンのお知らせ。今なら30%Off。」



!!!!!!!!!!!

これだっ!

もしかしたら、編曲をお願いして、それに歌をレコーディングしたらYouTubeにアップできるのでは???!!!!!




早速、お問合せ(7/20)。

いけそう!

そしてすぐに制作してくれる先生との打ち合わせ日程決め。

2日後ね。

早く打合せが出来て嬉しい!

早く完成させたいなぁ~。

ちょっと光が見えてきた!

ワクワクしながら打合せの日を待つことに。




次の日(7/21)。

一緒に仕事をしている大好きな大先生にこの話をしたら、

その大先生が、

「豊田市にコンサートホールあるから、借りれば~。そんなに高くないよ。しかも、ちょっと前だったかなぁ~、無料のキャンペーンやっていたような・・・」




工エエェェ Σ”(#゚Д゚ノ)ノノ ェェエエ工‼ 




なっ、なんと、、、、コンサートホールを自分で借りるという手が・・・・

料金を見てみると、3万円台。

無理な金額ではない。

が、、、、

ビビる。本当に、ビビる。



しかも、その大先生、続けてこんなことまで、

「料金取ると良いよ。お客さんにお金払って来てもらうの」




ゲッ!(꒪ꇴ꒪|||)




死ぬ、死ぬ、死ぬ、、、、


私の歌にお金を払ってもらうなんて・・・

想像しただけで吐きそう・・・



なんてことを言う人だ。この人は。。。。







でも、自分でも本当は分かってる。


「そんな、お金を他者から払ってもらう程の価値は自分には無い。いや、逆に来てもらうなら申し訳ないから、私が払うから。」

って、瞬時で思う自分がいる。

私は自分が一番、「自分の価値」を否定している。

この部分の才能を開花させたいと願っているのに、自分が否定している。



才能を開花させたいなら、

自分が「自分にはその価値がある」と決めるしか方法は無く、自分が決めない限りチャンスはやってこない。






分かってるけれど、恐い~~~~~~~~~

_(꒪ཀ꒪」∠)_




でも、やる。

私はきっとやると思う。

(こうやって書いたり、言ってたりして、自分で決意させているんだと思う)






そんな思いを抱えながら、編曲の打合せ日(7/22)。


先生に編曲して欲しい楽曲を伝え、曲を聞き終わると。

「壮大な曲だね~。名曲だよね。まず問題は、この壮大さはコーラスが多いということ。やるなら、コーラスで30人くらいの声を入れてもらう必要があるね。自分一人の声だけで音程を変えて入れても、奥行きが出ないんだよね。違う声色が入っているから壮大なんだよ。大人も子供も、男性も、女性も。色々な人に協力してもらうと良いね。」





オーマイガー・・・

=͟͟͞͞( ;°౪° ;)=͟͟͞͞( ;°౪° ;)=͟͟͞͞( ;°౪° ;)





『自分の夢を周りの人に伝えて、周りに協力・応援してもらって叶える。』




以前に仲間とこんな話題していた・・・・





こんなプロジェクト動き出したら恐い・・・・

みんなにお願い(自分にとって軽いお願いではないので)出来るかなぁ?

快く引き受けてもらったとしても、その重みに自分の心が耐えられるかなぁ・・・

『私は自分が一番、そこの部分の「自分の価値」を否定している。』(←これがあるから耐えられるか不安)



でもここから抜け出すには、

プロジェクトを進めながら、

毎日、無価値観で押しつぶされそうになる自分の心に、

「大丈夫。大丈夫。自分には価値がある。みんなが言ってくれる言葉をしっかり受け止めるんだよ。私を応援してくれる人の気持ちをちゃんと受け取るんだよ。」

って、呪文のように毎日毎日繰り返さないといけないなぁ・・・




おお、恐い・・・





でも、やるぞ。

もう諦める人生なんてしたくない。




でも、まだ、心の整理が出来てない・・・




とりあえず、幕は開けちゃったみたい。。。

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