始まりは、数か月前。
『車の中で、他人がいる状態で歌うこと』
に挑戦した時だった。
【過去ブログ:私の中の『ちびちゃん』】
挑戦し終わった後は、体中がガタガタしばらく震えていた。
そして上記のチャレンジに協力してくれた友人は、
また別の機会に、今度は数名が集う場所で歌う機会を作ってくれた。
この時もドキドキしたが、チャレンジ2回目ということで、だいぶ落ち着いて気持ちよく歌えた。
”あぁ、人って慣れるんだなぁ~”
と思った。
このチャレンジ2回目の午後、ボイトレのレッスンがあり、
チャレンジできた自分への高揚感、
私の中の『ちびちゃん』が全開となった、
この状態でレッスンを開始。
先生は私のキャラをよく理解してくれていた。
ここ最近のレッスンで先生が掴んでくれたものは、
・歌う前に発生練習をしてはダメ
・歌い方の指導をしてはダメ
など。
なので、「最近どう~?」からの私の心の近況報告をし、
「今日は何が歌いたい?今の気持ちでセレクトして。」
と始まる。
ここ最近は自分の歌と自分の心と距離感があり、
他の「気持ちのいい曲」が心地よくなっていた。
【私の音楽サイト:凛貴-りんき-】
その日セレクトしたのは、
「ユー・レイズ・ミー・アップ」 (You Raise Me Up)
ケルティック・ウーマンがカバーしたバージョンは高音で、
私は高音が得意なので、この部分が一番体と心が振動するみたい。
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【余談】
子供の頃からミュージカル「オペラ座の怪人」が好きで、観に連れて行ってもらった時に親に買ってもらったCDのソプラノパートをずっと歌っていた。
ボイトレレッスンに通い出した最初の頃先生が言っていたのは、
「『高い音が出ないから出るようにしたい』とレッスンに来られる方も多くいるけど、
心理面でセーブがかかっている事が多く(「自分はこの音は出ない・無理」など)、
そこを外すと出るようになるんだよね。でもあなたは小さい頃から、ただ、楽しくて夢中で
高音を歌い続けていたから、今でも高音が出るんだろうね。」
(発声練習でどんどんキーが上がっていく練習の時、先生が「今までピアノでこんな高い鍵盤弾いたことない(笑)」と言っていた(^ ^;)
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気持ちのままに歌うと、今までに感じたことのない最高の気分に。
高原の風が吹き、自分は広大な大自然の中で思いっきり開放されていると実感。
本当に高原の風を全身に感じたんです!
自分でもビックリ。本当に心地よすぎた。
歌い終わると、先生が、
「あなたは、ちゃんと自分の心が歌の世界に入れた(共鳴した)時、聞いている人にヒーリング効果を与えることが出来る。こんなにも聞いている側が心地よくなるなんて。もうそこには、音が外れていようがリズムが違っていようがどうでもいいこと。だから、この感覚になれるにはどうしたらいいのか、気持ちを持っていける「自分の整え方」を模索すると良いよ。」
と言ってくれました。
そして、
「コンサートホールみたいな大きな場所で歌えると良いね。」
そう先生が一言行った時、私の心が動いた。
「歌いたい!」
その一言が、ポンッと私から出てきた。
私は子供の頃から「オペラ座の怪人」を歌っていて、
『大きな会場で歌えたら、どんなにのびやかで幸せなことか』
と、ひそかに心の奥底で思い続けていたのです。
学校を卒業し、企業で勤め始め、子供を産み・育て、、、、
そうしているうちに、いつの間にか自分の夢を「無理なこと」として封印していたことに気付きました。
そして先生は、
「なんか、、、、その夢叶えそう。実現してるイメージがあるよ。」
おおおおっ、なんということでしょう。
その夢叶うの~?
嬉しい。
でも、どうやって???
先生「まずはYouTubeにアップしてみたら?」
私「なるほど。。。ちょっと調べてやってみます!」
家に帰って早速方法やら著作権などを調べてみると、
・・・・
難しそう・・・
カラオケで撮ったものをアップするはNG。
私は楽器が弾けないし、弾けても「ユー・レイズ・ミー・アップ」 (You Raise Me Up)の世界観じゃないと意味がない!
諦めるしかないのか・・・
諦めモードに。
そんな諦めモードが続いき、1ヶ月程経ったある日、一通のメールが届いた(7/19)。
ボーカルスクールより
「夏の楽曲制作キャンペーンのお知らせ。今なら30%Off。」
!!!!!!!!!!!
これだっ!
もしかしたら、編曲をお願いして、それに歌をレコーディングしたらYouTubeにアップできるのでは???!!!!!
早速、お問合せ(7/20)。
いけそう!
そしてすぐに制作してくれる先生との打ち合わせ日程決め。
2日後ね。
早く打合せが出来て嬉しい!
早く完成させたいなぁ~。
ちょっと光が見えてきた!
ワクワクしながら打合せの日を待つことに。
次の日(7/21)。
一緒に仕事をしている大好きな大先生にこの話をしたら、
その大先生が、
「豊田市にコンサートホールあるから、借りれば~。そんなに高くないよ。しかも、ちょっと前だったかなぁ~、無料のキャンペーンやっていたような・・・」
工エエェェ Σ”(#゚Д゚ノ)ノノ ェェエエ工‼
なっ、なんと、、、、コンサートホールを自分で借りるという手が・・・・
料金を見てみると、3万円台。
無理な金額ではない。
が、、、、
ビビる。本当に、ビビる。
しかも、その大先生、続けてこんなことまで、
「料金取ると良いよ。お客さんにお金払って来てもらうの」
ゲッ!(꒪ꇴ꒪|||)
死ぬ、死ぬ、死ぬ、、、、
私の歌にお金を払ってもらうなんて・・・
想像しただけで吐きそう・・・
なんてことを言う人だ。この人は。。。。
でも、自分でも本当は分かってる。
「そんな、お金を他者から払ってもらう程の価値は自分には無い。いや、逆に来てもらうなら申し訳ないから、私が払うから。」
って、瞬時で思う自分がいる。
私は自分が一番、「自分の価値」を否定している。
この部分の才能を開花させたいと願っているのに、自分が否定している。
才能を開花させたいなら、
自分が「自分にはその価値がある」と決めるしか方法は無く、自分が決めない限りチャンスはやってこない。
分かってるけれど、恐い~~~~~~~~~
_(꒪ཀ꒪」∠)_
でも、やる。
私はきっとやると思う。
(こうやって書いたり、言ってたりして、自分で決意させているんだと思う)
そんな思いを抱えながら、編曲の打合せ日(7/22)。
先生に編曲して欲しい楽曲を伝え、曲を聞き終わると。
「壮大な曲だね~。名曲だよね。まず問題は、この壮大さはコーラスが多いということ。やるなら、コーラスで30人くらいの声を入れてもらう必要があるね。自分一人の声だけで音程を変えて入れても、奥行きが出ないんだよね。違う声色が入っているから壮大なんだよ。大人も子供も、男性も、女性も。色々な人に協力してもらうと良いね。」
オーマイガー・・・
=͟͟͞͞( ;°౪° ;)=͟͟͞͞( ;°౪° ;)=͟͟͞͞( ;°౪° ;)
『自分の夢を周りの人に伝えて、周りに協力・応援してもらって叶える。』
以前に仲間とこんな話題していた・・・・
こんなプロジェクト動き出したら恐い・・・・
みんなにお願い(自分にとって軽いお願いではないので)出来るかなぁ?
快く引き受けてもらったとしても、その重みに自分の心が耐えられるかなぁ・・・
『私は自分が一番、そこの部分の「自分の価値」を否定している。』(←これがあるから耐えられるか不安)
でもここから抜け出すには、
プロジェクトを進めながら、
毎日、無価値観で押しつぶされそうになる自分の心に、
「大丈夫。大丈夫。自分には価値がある。みんなが言ってくれる言葉をしっかり受け止めるんだよ。私を応援してくれる人の気持ちをちゃんと受け取るんだよ。」
って、呪文のように毎日毎日繰り返さないといけないなぁ・・・
おお、恐い・・・
でも、やるぞ。
もう諦める人生なんてしたくない。
でも、まだ、心の整理が出来てない・・・
とりあえず、幕は開けちゃったみたい。。。
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