夫とケンカした。
結婚した当初からいつもケンカの原因となる食事のこと。
夫は私の食事が口に合わず、アレンジを始める。
何度も傷つき、お互いの落ち着くところをいつも探していた。
私が元気な時は流せるのだが、少しメンタルが弱っている時にされ、
”もうこれ以上無理・・・”とケンカになる。
この問題の解決策がずっと見つからず、毎回同じように終結を迎える。
しかし、今回は違った展開になりそうだ。
昨年から始まった『根本原因解決法』で、今回の問題も、違う所に根本原因がわかってきたのだ。
これは偏に、親友のOさんのおかげだ。
当初、私は怒れてしょうがなかった。
”もうあなたのご飯なんか作ってやるもんか!”
”文句があるなら自分で作れ”
”こっちは時間のない中、食事のバランスも考えて毎日作ってるのに!”
また今回のケンカの時は、思いが強かったために、スルーできなかったのだ。
最近は夫に食べてもらえるアンパイの定番料理ばかりになっていたため、
夫が食べてくれそうな料理+ご近所さんからたくさんもらった玉ねぎ
を使えるレシピを検索した。
仕事→保育園へお迎え→夕食の用意開始!で、
材料を混ぜてラップで一口大に包み、レンジで加熱。
他にもオーブンで魚を焼いみた。
ところが、彼は夕食時に、一口大にまとめて作った玉ねぎボールと
他の晩御飯のおかずとを一緒に持ってキッチンへ。
玉ねぎボールを崩し、おかずと炒め、別料理へと変化させたのだ。
それも私の目の前で。
私が溜まりかねて発した言葉に、
「おいしく食べようとして何がいけないの?」
次の日はもちろん、彼の晩御飯は無し。
子供達と私だけ。
彼は仕事から帰ってきて自分で作り始めました。
まだ気持ちがおさまりきらず、一か月くらいこのままの状態をキープしようかと
思いました。
でも、だんだん、”怒りに任せて、一か月間こんなことをしていて意味はあるのだろうか・・・?”
”でも、まだ許せない”
と葛藤が始まった。
そこでOさんの登場。
その行為をされたことによって、どうして自分は怒れたのか?
自分の怒りの原因を探求することになった。
結果、
今回の怒り=自分の気持ちを理解して欲しい人に、理解してもらえなかった悲しさ
さらに深堀をしていくと、
『家庭の中で、私を信頼して任せてもらえるものがない寂しさ』
まさにこれだ!!!!
本当は私は責任感が強く、任せてもらいたい人なのに、
任せてもらえたかなぁ~と思うと、ある時、土足で私の領域に踏み込んでくる夫。
私はゆったりペースなのだが、そのペースではイライラし、自分がさっさとやってしまう夫。
何事においてもそうで、更に、私が良かれと思ってやった行為が気に入らず、文句を言われて
しまうことも度々・・・。
その積み重ねで、いつしか、私は何もやらなくなった。。。。
やって嫌な顔や文句を言われるのが怖くなり、それなから行動しない方がいいと判断したのだ。
でも、時々夫は「俺ばっかり・・・」とぼやく。。。
はっきり、「その結果を招いたのは自分だろ!」と言ったこともあった。
私は任せてほしかった。
任せる=相手のペースを守り、相手が物事をやりきることを信じて待つ
家庭の中では任せてもらえないはけ口を、仕事に向けているのだとも気づいた。
会社ではある程度信頼され、任せてもらえている。
私はその心地よい環境に浸りたく、仕事に夢中になっていたのかもしれない。
仕事大好き問題と夫問題がこんな風に絡んでいるとは、人間の心理は計り知れない。
目の前で起きている問題が、実は、思いもよらない場所に原因があるという体験を
何度かさせてもらい、毎回驚かされる。
根本原因に触れると、泣く気もないのに涙がこぼれてくる体験もさせてもらった。
でも、本当の理由がわかると、心の中でモヤモヤしていたものがハッキリと見えてきて、
とっても心が晴れる。
夫は家庭での私を見ていて、「とてもお前が会社で仕事ができるとは思えない」と
言ったことがある。
しかし、私は夫がもし亡くなっても、仕事をして二人の子供を育てていく自信と覚悟はある。
信じないのは夫だけだ。
逆に私が亡くなっても、夫も仕事と子育てをしていくだろう。
お互いに、家庭内のすべての領域はこなせるのだ。
だからこそ、『口を出さない』というマナーを守っていくことが大切なんだと今回気づいた。
できない人はいいのだ。できないから、口を出してこないから。
できるからこそ、自分のやり方を相手に押し付けてしまうのだ。
夫婦の役割を決めた以上、『相手の領域には口を出さない』というマナーを守ることを、
これから夫婦で話し合っていかなければいけない。
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