心のくせ

3日まえ、思い切り泣いた。

会社生活が苦しくなった。

上司が他の子とは仲良く話しているのに、自分にはメールなのが苦しくて、上司の事が大嫌いになり、

”早くここから抜けだしたいー!”

と、心が限界になったのだ。

思い切り泣いて寝たら、”嫌いな人の為に自分が苦しくなるなんてばからしい”と、少し心が軽くなった。

次の日、会社にいる親友のOさんが話を聞いてくれ、意外な事に気づくこととなった。

自分は他の部署へ行きたいと思っていたが、彼女は

「他へ行っても同じことだと思うよ。あなたが苦しいのは、『上司が自分とは仲良くなれず、他の子とは仲良くしていること』だよね。それって、上司の事が”好き”ってことなんだよ。

本当に嫌いだったら、上司が誰と何をしていようが気にならないはずだよ。」

と教えてくれ、自分でも意外だった。

あんなに”嫌い”と思っていた人のことを”好き?仲良くしたい?”なんて。

Oさんは、「好きだからこそ、願いが叶わないと同じだけ憎しみに変わるんだよ。」と教えてくれた。

その原理は分かっていたが、自分の事となると全く分からなくなるものだなぁ~と実感。

「他の子達は少しの問題も上司に頼っている感じだから、あなたもバカなふりをして『できません~ん』って上司を頼るようにすればいいんだよ。」とアドバイスをもらった。

今までは他の子達が上司を頼っているから、迷惑をかけまいと、自分で判断できる人を探して自分で解決していた。(年次もある程度上だし、”わからない。できない。”なんて言っている場合ではないと。

でも本来、甘えたいタイプの私なので、無理がたたってきていたのかもしれない。

心の整理ができて、上司への怒りは不思議と無くなってきた。

あんなに心がトゲトゲしていたのに、”甘えたい”気持ちを再認識できた途端、トゲトゲが引っ込んでいくのがわかった。

子供達は夫の母の所へお泊りに言っていたので、夫が「土曜日は二人でデートしよう」と言ってくれた。

なんだかとっても嬉しい気持ちになった。

土曜日の朝、「どこへいきたい?」と聞かれたので私の行きたい所へ連れて行ってくれた。

途中、夫が「今日は○○へ行こうかと思ってたんだよ~」とポロっと言ったので、

私 「私の行きたい所を優先してくれたの?」

夫 「もちろん、当たり前だろ。」

その言葉に、心がジ~ンとした。

本来の「お姫様タイプ(自分中心)」の私の心がよみがえってきた。

私 「うふ。ありがと(*^ ^*)」

これこれ、やっぱりこういう感じ大好き!

その日は夫を連れまわした。

夫は嫌な顔一つせず、全て私に付き合ってくれた。

それを”楽しい”と言ってくれた。

そういえば、昔から夫は私を優先してくれていた。

改めて夫への感謝と、私は大切にしてもらっている事に気づいた。

最近の夫は子供達にガミガミで、すっごく嫌だったけど、

二人の時の夫はいつも私を大切にしてくれ、私の心はいっぱいに満たされた。

きっと、いっぱいに満たされた気持ちがあれば、夫がガミガミ子供達に言っていても

そんなに気にならない気がする。会社でも同じような気がする。

今回の物事は、全て私の心の充電が切れた事に原因があったようだ。

心の充電がいっぱいなら、様々な物事を受け入れることができるような気がする。

私の心に充電ができるのは『夫』なのだと、はっきりした。

子供達からももらえるが、充電(愛)を与える方が多い。

それをフル充電にできるのは夫なのだと。

私は、自分では知らず知らずに充電を使っていて、充電が無くなってから爆発をして気づくようだ。

なので定期的に充電をすることを決めた。

『月に一回は夫とデートをする。』

これが私の人生の中で、絶対的なものだとわかった。


0コメント

  • 1000 / 1000