女性の働き方

昨年から関わらせてもらっているNPO法人がある。

そこでは、個人や職場が「イキイキ働き、豊かに生きる」ことが、未来には普通になることを目指して活動している。ワーク・ライフ・バランスだ。

未来に向けて会社を、社会を少しずつ変えていきたいと思っている人達がそこにはいた。


私が会社で感じた、モヤモヤしてきた気持ち、悔しかった気持ち、諦めた気持ち・・・

様々な気持ちを思い返した。


最初は良くは分からなかったけど、

"ここに居てお手伝いをさせてもらったら、自分の人生、何かが変わるかも"

という漠然とした感覚から一緒にいることを決断した。


関わってから半年、その間は自分の中でモヤがかかっていて、いまいちピンとくるものはなかった。


しかし半年が過ぎたある日、同じように”イキイキ働き、豊かに生きるについて考えたい”とここに集まっているママ3人(私を含め4人)と、市民講座の内容について知恵を出し合っていた時。

ふと、それぞれ個人の能力が上手い具合に発揮され、チームワークを肌で感じた。

私はアイデア出しをするのは得意だが、それを紙面上に落とし込む作業は苦手だ。出来ないことはないのだろうが、面倒くさいのだ。書いている間に、頭の中で繋がっている宇宙との交信が途切れてしまうから、アイデアが降りはじめたら、それに集中したいのだ。

そこのチームでは、私はアイデアだしに没頭できる。

他の子からの言葉をもらい、ピンときたり、更なるアイデアが出てきたりする。

この日の議題は、9月に開催予定の講座の題目と内容、方向性を決めることだった。

講座の題目の候補をいくつか考えてくれ、その中でみんなの心が盛り上がった題目、

~ママと働くのは迷惑なのか?~

このタイトルに満場一致で決定!

『ワーク・ライフ・バランスが大切だよ』と、漠然としていて、私の心には響いてこなかったものが、このタイトルを見た途端、心が湧き立った。

そして、この講座の目的、その目的を達成するためには、どういう人に参加してもらいたいか?その為には、講座内容をどう表現し、どんな文章にしていくのか?

みんなでいっぱい意見を出し合い、議論を重ねた。

これってドラマでよく見るけど、現実にはほぼ起こり得ない(私の体験上身近にはなかった)"チームワーク"ってやつだよね!

それぞれ得意分野が違うから、お互いに尊重し合い、更に良いものを生み出そうというエネルギー。

私は久しぶりに『生きてる!』と実感した。

かごを一人で作っている時とは違う種類の生きてる感だ。

個人でのんびりやるのも好きだが、チームで何かを作り上げていくのも、これまたたまらない感動。

未完成の場所だから良い。これからみんなで作り上げていけるから。ある程度完成している場所は、あまり魅力を感じない。


しかし、私はすぐに火がついたわけではなかった。

まだ実感できなかったのだ。

きちんとそこでの継続的な自分の役割が分からなかったからだ。

その時の単発的な役割だと自分では思ってた。

でも、私はここに自分の継続的な自分の役割が欲しいと思った。


その直後、企業訪問する仕事が舞い込んだ。

私は迷わず手を挙げた。

"仕事がどこからやってきて、どう流れていくのか?知りたい!やってみたい!"

この法人では中小企業のコンサルタントもやっている。

"なんかやってみたい。ワクワクする。"

『自分の心がワクワクすることは全部やってみる!』と決めて過ごしている今、

迷うことはなかった。


今多い問題として、『女性活用』というものがある。

メンバーの子で「『女性活用』という言葉良いね。『活用』という言葉が良い」と言ったことに、私は目からうろこが落ちた。私にとって『女性活用』って言葉、「上から目線で言ってんじゃねーよ」って言いたくなる言葉だった(笑)。

人によって受け取り方は本当に様々。面白い発見だった(笑)


企業側は、産休取得率は上がったが、復帰後の離職率が高いという問題を抱えているようだ。特に愛知県の製造業の街だから、余計に女性が入り込んでこなかった企業が多いのだろう。

自分が体験したからだろうか、とても興味が湧いてしょうがない問題。

これから、色々世の中が変わっていくんだろうなぁ~と漠然とした妄想にワクワク。


でもね、ここからは口がすーっごく悪くなるけど、でも私の抱き続けた思い。(私の個人的な思い)

男性側が何も変わらなくて、勝手に女性活用とか言わないでくれる?

男社会の会社に女性をそのまま入れようとしないで!

女性だって精一杯頑張ってるんだよ。

家事、育児を正当な就業と認めてよ!

それを今以上に頑張れって言わないで!

だったら、夫を早く家に帰してくれない?

家事、育児の負担、女性が半分になってから言ってくれない!?

私だって思いっきり働きたいよ!


我が家は夫がイクメンで家事育児は半分だったけど、それでも私は疲れた。

男性同様の体力が無い。だから6時間勤務が精一杯だった。

そして専業主婦になった今、

朝、子供の世話から始まり、夫が気持ちよく過ごせる環境を整える(掃除、洗濯)までの時間、毎日最低4時間はかかる。

女性はもうここで4時間勤務をしているのと変わらないのだ。

なのに今の社会からは、さらに働くことを要求される。

社員として働くのであれば、最低6時間の勤務はあるので、

残業の多い男性と同じだけ働いていることになるのでは?

そりゃあ、くたくたになるよ・・・


私の性格上、仕事にはとても向いていると思う。何かに向かって突進していくのは大好きだ。というか、これがなければふぬけになっちゃう。(笑)

でも、会社で働くって、たくさんの制限があって精神的にも体力的にも大変。


そこで、柔軟な働き方を見つけて社会に提案していく事、やってみたいと思った。

もう頑張りたくない。疲れるから(笑)。


でもね、チームワークを感じたあの打ち合わせ、第2回が昨日あったの。

更にみんなで次なる企画、今後の展開など、いっぱい話していたら、あーっという間に子供のお迎えの時間。

心がワクワクすることしてたら、頑張ってるつもりもなく、結果、5時間ミーティング。

そしてメンバーの一人の子は当日、子供さんが熱をだし欠席。だけど、Skypeで子供をおんぶしたり寝かしつけたりしながらの参加。

ママが働くってこういう事なんだよね。

ママは子供の面倒もみるし、働くこともしたい。

今度私が計画した起業講座についての打ち合わせ、屋外でやるの。

「色々なアイデアが降ってくるように、自然の中でミーティングやりたい!」って。

でも、小さな子供を抱えているメンバーに、「ごめんね。集中したいから、子供同伴はダメにしたいんだ。」と伝えたところ、「こっちも子供の理由で予定キャンセルしたりすることもあるから、子供が理由で参加できない事があってもしょうがないと思うよ」と、優しい応えをくれた。

子供の年齢で、”働く”にもやれること、やれないことが出てくると思う。

私は数年前は彼女と同じ立場だったが、保育園に通える年齢となると、一人の時間ができ、集中することができる時間が作れる。

もし、女性が育児をメインでやるとするならば、様々な世代の女性が手を組んでやることが重要なのでは?と思った。

同世代では動ける時間帯、時期等、どうしても一緒になってしまうからだ。


あっ、これもSkypeを使ってやれば、こちら側では子供がちょろちょろしないから平気かも!

そうすれば参加したいと思った人全員が参加できる環境になるのでは?!

子供が理由であきらめなくてもいい!


こうやって、私たちの手で『どういう働き方にしたらより良く働けるのか?』を築き上げ、企業に提案していくこの活動、好きだわ~。


↓↓↓一緒に活動している行政書士やコンサルタント業をされている先生より教えてもらった情報。考える事、まだまだいっぱいあるなぁ~。ワクワク。↓↓↓

残業禁止、休みが多く、驚くほどの高収入。こんな企業もあるの~!!!???

生産性が高いんだろうなぁ~。↓↓↓


こういうこと考えるの、やっぱ、私好き!


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