ある人へ

自分の心の中に、たくさんのものが入ってくる



人が涙を流さない世界を作りたくて、

子供達が笑顔溢れる世の中にしたくて・・・




傍観者になりたくなくて、

自分ができる精一杯の努力はしてみたけれど、

自分の力の限界に、非力さに心が腐りそうになる・・・





こんな世の中がだんだんと嫌になっていく・・・




この世から悲しい涙を消し去りたかったのに、

気付けば自分がいつの間にか悲しい涙を流してた








あの人へ




この世は影と光の世界



拭い去れない闇

深く絡みついてほどけない欲



どうにもならない、

たくさんのこと





この世から消し去ることはできない






でも大切なことは、

『この世の影の部分の存在を見なかったことにするのではなく、それらを小脇に抱え、

それでも自分は光を見続けること。

自分の心が腐りそうになりながらも、それでも光の方向へ進み続けること。』






「あなたは世の中のことをよく知らないから綺麗事を言えるだけ」

「世間知らずだから」

「苦労知らずだから」




そんなナイフの言葉に傷ついてきた






けれど、あきらめたくなかった





やっぱり、

どこまでいっても人を幸せにできるのは『愛』しかなかった





綺麗事と言われても、

それでも『信じる心』は失いたくなかった





いつしか、

『信じたい』という気持ちが

『私は信じることに決めた。誰が何と言おうとも』

に変わった





綺麗事だけじゃ片付けられない世の中


それも知ってる

分かってる



でも、私は光を見続けることに決めたんだ




自分の思考が自分の幸福を作り出し、そのうち愛が溢れ出て、

その愛は人に伝染する


世の中全部には生き渡らないかもしれないけれど、

出逢った人達には感染していく



諦めずに自分がしっかりと信念を持ち続け、

光を見続ければ、

いつか世界に伝染するかもしれない




自分が諦めない限り




大切なことは、

『この世の影の部分の存在を見なかったことにするのではなく、それらを小脇に抱え、

それでも自分は光を見続けること。

自分の心が腐りそうになりながらも、それでも光の方向へ進み続けること。』


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