昨年度、小学6年生を対象に授業の一環として
『おしごとゼミ』が実施されました。
様々な職業の方に、
「その職業に就いた理由」「仕事のやりがい」「仕事をする中での苦労」「仕事への想い」
等を語ってもらうというもので、
私は「国家資格 キャリアコンサルタント」として、子供達の前で話をさせていただきました。
⇒昨年度の記事はこちら【小学校で『おしごとゼミ』やりました】
話をさせてもらってから数ヶ月過ぎた頃、
あるお母さんが、
「子供に話をしたんだってね。子供がすごく感動して喜んでいたんだよ。私もどんな話か子供から教えてもらったけど、すっごく良かった。今年だけじゃもったいないよ~」
と話してくれました。
私自身も子供達に話したこの機会を、とても嬉しく感じていたので、また続けてやりたいなぁ~という気持ちに火がつきました。
早速学校の先生方に相談。
当日のパワポの資料を渡し、
「良かったら来年度も要望があれば喜んでさせて頂きます~^ ^」
と伝えておきました。
すると今年度も依頼が♪。
本日、6年生に話をしてきました。
この1年で私もだいぶ見える世界が違ってきたので、
昨年度の内容にこれからの時代の働き方を考えるヒントをプラス。
・『仕事は一つじゃなくていい』
(終身雇用の時代は終わりを迎えつつある)
・『「どんな仕事に就きたい(職種)か」ではなく、「どんなことがしたいか」を考える』
(子供達が働く時にはもう存在しない職種もある。そしてどんどん新しい職種も生まれくる。もしなりたい職種があるなら、「なぜその職種に就きたいのか?」を自分に問いかけ、「その職種に就くことで自分は〇〇がしたい」の『したい』部分に気付く。そうすることにより、その『したいこと』を叶えるのはその職種だけなのか?と選択の幅が広がっていく)
・『やりたいことはすぐには見つからない!まずは目の前のことからチャレンジ!』
・『まずは3年は辛抱してやり続けること。やっている物事の本当の意味が分かるのは3年以降』
(私自身も「やりたいこと」は、働き始めて17年経験して分かった。その間にやりたくない、苦痛という経験もした。だが、その苦しい経験からもたくさん自分の事が知れる。本当に自分がこのまま進みたいのか、別の道を行きたいのかを吟味できるのは、ある程度の経験を積まないと分からない。)
・『自分とは全然違うタイプの人と接すること』
(人間はどうしても自分と同じタイプで固まってしまう。その方が安心できるから。でもタイプの違う人同士がくっついて新しいものが生まれる。その機会を失わないように。)
最後に感想をみんなが言ってくれました。
「自分は色々諦めてしまう方だったけど、辛抱して続けることの大切さが分かりました。」
「子供の時の辛い経験が後になって生かせるのだと思った。」
「『自分を信じること』って大切なんだと思った。」
そして先生からは、
「自分も教師をしていて、どこか忘れていた気持ちを思い出せた。」
「自分がどうして教師になりたかったのかを思い出すことによって、自分がブレなくなると感じた」
と(^ ^)。
学校関係者の皆様、
こうやって今年度も話をさせて頂ける機会を与えてくださったこと、
とても感謝しております。
ありがとうございました(*^ ^*)。
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